「杮葺落四月大歌舞伎」


いやぁ 時間が経つのが早い 時が過ぎ去っていくのが速い。

っつうのも ちょっと前(5月1日付)に勤務地が変更になったんっすよ。
ま 異動っつうんでしょうか いわゆる転勤っちゅう奴です。
特に通勤が大変になったわけでもないし(逆に近くなった位) 
仕事自体に変化はないんですが なんだかめちゃくちゃ疲れるんですよね〜。
前のとこより ちょっとだけ忙しいのもあるんだけど なかなか要領が掴めなくて
帰るのも以前よりかなり遅くなっちゃってるしで。
もぉね ブログ更新の意欲も湧かないっちゅうね。(愚痴)

ってわけで気が付いたら 「杮葺落四月大歌舞伎」鑑賞から もう一ヶ月やん。
なんだか 凄い昔のような気がするわ〜。
で 印象に残ってるのは 前歌舞伎座の伝統を引き継いだような歌舞伎座の佇まいと
七緒八くん(勘九郎の息子 勘三郎の孫ね)の可愛らしさだけという。(笑)

中村屋一門総出演 勘三郎に捧ぐと銘打った「お祭り」。
これが観たいがためにチケットを取ったんですが その甲斐はありました。
華やかさと楽しさに溢れる開場にふさわしい演目だったと思います。
しかし 名だたる役者達もさぞかし やりにくかったろうなぁ。
なんせ どんなに華麗に踊っても 観客の目は常に七緒八くんに注がれてんだもん。
ちょっと動けば 「わぁっ」ってなるしさ。(含む俺)
いや でも 毎日舞台の上で役者の動きを見てるせいか 覚えるんだねぇ。
自然に手足が振りをしたり 一緒に見得を切ったりしちゃってさ。
可愛いったらないんだもん。
そりゃ 目で追っちゃうのも無理からぬところ。
変にお祖父ちゃんを背負わすことなく すくすくと育って欲しいなぁと思いました。

「お祭り」とその前の「鶴寿千歳」が華やかだっただけに 後の「熊谷陣屋」が重かった。
有名だし名前は知っていたんですが 観たことはなかったので楽しみにしてたんです。
これもねぇ 吉右衛門さんは熱演だし 玉三郎仁左衛門など豪華な役者勢揃いで
見せ場もたっぷりだし 面白かったんですが 七緒八くんの後だけにねぇ。
義経も出てくるし 首実検があったり 我が子身代りがあったり 
義経千本桜」の「すし屋」と似てる部分も多いんですよねぇ。
個人的には ひねりもあって 泣き所も多い「すし屋」の方が好きだったりしますが。

でぇ 五月の杮葺落もチケット取っていたんですが 仕事の都合で行けず
泣く泣く友人に譲りました。しかも ダブルブッキングで取っちゃっていた
レ・ミゼラブル」は引き取り手も見つかっていたんですが 
そっちの友人も都合が悪くなっちゃって結局 無駄にしてしまったんですよねぇ。
いやぁ もったいなかった。(泣)

ま 「レ・ミゼラブル」(帝劇公演) 5月に一回観たんですけどね。
どうしても もう一回(と言わず何度でも)観たいと思ってるんですが。
その辺は 次のブログで書きたいと思います。
一応 あきらめずに 「レ・ミゼ」2回目鑑賞画策中です。