「うぶな雲は空で迷う」 MONO


これも3月の終わりに観て 既に半月以上が経過。(汗)
「あの女」がイマイチだったんで 大好きな劇団「MONO」の新作
「うぶな雲は空で迷う」には いつも以上に期待をかけちゃっていたんですが
うーん これまた微妙な感じだったなぁ。

いや まぁ 笑いましたけどね そこそこ。
劇団としてのチームワークは最高だし それぞれの役者のハマリ具合も文句なし。
なのですが それが逆に「そこそこ」に感じられてしまうってとこなのかも。

俺の MONO歴は決して長くはないのですが 今までに観た作品はどれも
部分的にでも 突き抜けたとこがあって そこが魅力だと思っていたんですがねぇ。
前作の「少しはみ出て殴られた」も いやーな気分にさせる話ですが
それでも心に刺さるものは しっかりと感じ取れたしなぁ。

話のテーマとしては「燕のいる駅」に似ているんですが
かなりファンタジー系に寄っているので それが俺個人としてはキツかったのかもなぁ。
とも 思っております。
個人的に ファンタジー系って食指が動かない方なんで。

そうそう 前回の「あの女」でも書いた千葉雅子さん。
なんと 通路を挟んで 隣の席で鑑賞なさってました。(驚)
終演後のトークイベントに出演するため来ていたんだと思うのですが
その距離 1mもないんですよ。
あんまり見てはいけないと思いつつ 気になりまくりの俺なのでした。
きっと そのソワソワ感が 鑑賞の妨げにもなったはず。
せっかくだから握手くらいしてもらえばよかったかなぁ。

ってことで MONOの次作&次の鑑賞予定「歌舞伎座杮落し」に期待かなぁ。