「あの女」 猫のホテル


2月の終わりに観て 早く感想を書かなきゃと思いつつ あっという間に半月。
いまいち グッとくるものがなかったってのも筆を鈍らせていたのかも。

大好きな女優兼脚本家の千葉雅子さんが主宰する劇団「猫のホテル」の
公演に行くのは実は初めて。千葉さんは 土田英生さん絡みで知って
そっちで観ることが多かったので。

ただ 今回は千葉さんは脚本のみで 本編前の寸劇にてお目見えしただけ。
ファンとしては やっぱりがっつり観たかったなぁ。

で 「あの女」なんですが・・・。
「あの女」は登場せず 男3人が「あの女」を語りながら翻弄されまくるという 
桐島、部活やめるってよ」(観たことも読んだこともないけど)方式。
なのですが なんせ この「あの女」が 俺には特に魅力的に感じられなかったので
ちょっと話にノレない部分も多かったです。演出も脚本同様 張りつめた空気感を
上手く出していたと思うのですが ちょっと一本調子で変化に乏しかったかなぁ。

下北沢の「スズナリ」は初めてだったんですが 座席間が狭い。
歌舞伎座も狭かったですが それを上回る狭さで かなり辛かったっす。
舞台が近くって ほんと目の前って感じだったのはよかったんだけどねぇ。

ってわけで 2013年の初芝居鑑賞は 全体的に いまひとつだったっす。(汗)