「2014FIFAワールドカップ・アジア最終予選 オマーンVS.日本(A)」


日本代表の欧州遠征から一ヶ月。
今年最後の代表戦 アウェーでのオマーン戦が昨日行われました。
結果は ご存知の通り 1-2で日本の辛勝でしたが W杯予選は結果が第一。
勝ち点3を取ってくれたことだけで 個人的には大満足です。
しかも決勝点は 岡ちゃんが決めてくれたしね 言うことないっす。
今日は 岡ちゃん一面のスポーツ紙を2紙も買っちゃいました。(笑)
全紙買おうかと思ったけど 森光子さん死去が一面ってのもあったので・・・。

しかし オマーンの気候は相当堪えたみたいですねぇ 選手達。
日が暮れてからキックオフならまだしも 35度以上の気温の午後3時半キックオフって。
さすがアウェーだよなぁと思っちゃいましたねぇ。
ただ オマーンはラフプレーも仕掛けてこないし ピッチの状態もまぁまぁだったので
そういう面では 北朝鮮でやることとかに比べれば マシだったかも。

岡ちゃんも決勝点は決めてくれましたが 全体的には低調だったかなぁ。
所属クラブでもサブに甘んじてるし 怪我明けの影響もあって
本調子には まだまだ遠いって感じだったもんなぁ。
ただ そんな中での決勝点は価値ありですよねぇ。
酒井(高)の突破から 遠藤が上手く逸らして 岡崎が詰めて得点。
後半44分っつう 引き分け濃厚か?って時間だっただけに テレビの前の俺も
思わず叫んじゃったよ マジで。(汗)
いや もう この時だけは綺麗にパスが繋がって 完璧に崩してたもんね。
先制点と この決勝点と チャンスらしいチャンスって ほんと少なかった日本だけど
それを確実にモノに出来たってのが勝因だと思います。
内容はともかく ほんとに勝負強くなったなぁと思います。

珍しく 本田に存在感がなかったのが苦戦の原因のひとつなのかなぁ。
ただ そんな本田にも オマーンは徹底マークを付けていたので 
まぁ いるだけでも オマーンにとっては存在感抜群なんでしょうね。
そのおかげで 遠藤や清武なんかが割と自由に動けていたので 
日本にとっても いつもの本田ではなくても やはりいる利点はあるんですが。

スタメンはザックらしいガチガチな定番メンバーでしたし 交代で入って来るメンバーも
いつもと同じ選手って感じだったんですが 昨日は交代で出るメンバーが
ちょっといつもとは違っていて なかなか興味深かったです。
ザックは思い切ったことをするのが少ない監督なので 同じポジションで
そのまま選手を入れ替えることが多いんですが 昨日は攻撃の選手を削って
守備的な選手を入れ フォーメーションは変えずに 選手の配置を替えたんです。
3人の交代全てをそうやって使ったので 本田は最後は1トップの位置にいたし
遠藤はトップ下の位置にいて 長友はウィングの位置になってたしね。
これは功罪あって 長友をより攻撃的にしたことによって カウンターを受けて
結果的にそこから  1点を失うことになったFKを献上しちゃったのが罪の部分。
功の部分は 遠藤をトップ下に 左SBに酒井(高)を入れて左サイドを強化した
ことによって生まれた決勝点ってことになると思います。
単純なメンバー交代よりも オマーンに与えた影響は大きかったと思いますが
それ以上に メンバー交代によって伝えられたザックの意図を 
選手達が完璧に理解し 最高の形で試合を決めたってのが素晴らしかった。
それが 出来るのが今の日本代表の強みかなぁと思いました。

選手の配置を替えて試合に変化を起こす。
監督にとっても選手にとっても 一段上を目指していくためには
必要なことだとは思うのですが それと同時に新戦力の発掘も
同時に しかも急ピッチでやらないといけないような気もします。
そのためにも 次のヨルダン戦でW杯予選突破が決まって欲しいです。
ザックの性格からして 予選突破が決まるまでは冒険はしないと思うし。
次で決めて 残りの消化試合は新戦力のために使う。
って そんな理想通りにいけばいいんだけどねぇ。

あ 岡ちゃん ドイツでも頑張ってねぇ。
これを機に ケチャップどばどば出しちゃって〜。(笑)