五輪の理念

いよいよロンドン五輪も今日が最終日ですね。いやぁ あっという間でしたねぇ。
こんなにガッツリ見た五輪は初めてだったんですが やっぱり最高の舞台での
選手達の真剣勝負は 競技を問わず面白いし見応えも十分でした。
序盤は審判の質が問われるような試合や競技もありましたし バドミントンのように
選手としての意識が疑われるような事もありましたが それでも4年に一度の五輪に
臨む選手の大多数は己のベストを尽くすために戦い切ったと思います。
そんなロンドン五輪の終盤に来て 少し残念な事件がありました。
男子サッカーの3位決定戦の終了後 韓国の選手が政治的メッセージの書かれた
プラカードを会場内で掲げたというもの。スポーツと政治は切り離されるべきってのは
五輪に関わらず なされるべきことだと思うんですけどねぇ。
サポーターやファンが出すならまだしも(それも大問題だと思うけど)
選手がそれを行うというのは 論外なような気がします。
韓国の大統領が竹島に上陸した直後ってこともあるし 関連を疑われても
しょうがないと思うし 行った選手も確信犯的にやったんじゃないのかなぁ。
IOCは当該選手のメダル授与式への出席を拒否し名前のコールも行わなかった上で
詳細についても調査中としているし FIFAも黙認出来る事柄ではないとして
調査を開始した。そんな中 JFA日本サッカー協会)は 残念なこととしながらも
抗議する予定はないというのも なんだか腑に落ちない感じがします。
明らかに違反している選手に対して抗議すらしない理由ってなんなんでしょ。
五輪でのこの試合だけのことでなく これからのサッカー・日韓戦のことを考えても
最低限抗議はして欲しかったなぁ。調査を行うIOCFIFAへの後押しにもなるし。
俺個人としては 揉めるのは大嫌いだけど 選手を率いる協会がこれでは
ちょっと頼りない感じがするし 毅然とした態度を取ることで日本の立場を
表明するってことが重要だと思います。ただ 今回は 言った言わないが問題になる
発言ではなくて プラカードによるメッセージという証拠映像もあるので
IOCFIFA双方には厳正な処分を行って欲しいと思います。
商業主義やドーピングなど 五輪を取り巻く環境も大きく変わってきていますが
五輪の理念を守るためにも ここは曖昧に終わらせないで欲しいです。

って なんだか やけに重々しくなっちゃいましたが そのサッカーの決勝戦
ブラジルはまたしても勝てなかったですねぇ。ダイジェストでしか見てないんで
詳しいとこは分かりませんが 個のレベルでもメキシコは相当能力が高いですね。
一人 ブラジルのベンチメンバーで好みの男がいたんですが 誰だか分からず。
調べたけど イマイチ出てこないんで もしかしてスタッフかなぁ。


男と言えば このロンドン五輪 表彰式のメダルとか花束をプレートの上に載せて
持ってるのって男性なんですよねぇ。もちろんちゃんと調べたこともないし 
過去の記憶でしかないけど 印象としては圧倒的に女性がやることが多くなかった?
あ それとも この大会でも女性がやってる時もあるのかなぁ?
って 調べてみたら男性が務めるのは初めてらしいね。写真には女性もいるけど
俺が見る限り 女性は目にしてない気がするんだよなぁ。
ってか 男しか目に入ってないってこと?(汗)
あと 表彰式に流れるのは「炎のランナー」の主題歌ですね。この曲 懐かしいねぇ。
でも この表彰式用に作曲したっていっても通じる位 ぴったりな感じがします。

ボクシングの村田・清水 両選手のメダル 女子バレーのメダル。
前評判が高かった選手達ではないですが それぞれ全力を出して戦ってのメダル。
最終日の選手達にも 繋がって欲しいと思います。

震度5弱地震って言ってる。 大きな被害がないといいけど。