混迷の柔道競技


柔道競技は 混迷を極めてますねぇ。
男子66kg級の日本の海老沼選手と韓国のチョ・ジュンホ選手との試合。
非常に後味の悪い試合になってしまって 選手が本当に気の毒でした。
誤審防止のためのジュリー制度の筈なのに 正常に機能してない気がします。
主審・副審の3人とジュリーと呼ばれる審判委員で審判団が構成されている
わけですが 今回の五輪では ジュリーの発言力が大き過ぎる気がします。
主審の判定を訂正させるのはもちろん 有効・技ありなどのレベルの判断まで。
これでは 主審・副審がいる意味があるんでしょうか?
あくまで 主審・副審が近くで見て判断するのが一番重要で 
ジュリーは それをサポートする立場だと思うんですけどねぇ。
ま それには 主審・副審が正確で公正な判断を下せることが前提ですけど。
昨日の試合 確かに日本人から見れば海老沼選手が負けていたとは
全く思えないんですが それでも抗議すれば覆る判定なんてもんが
あっていいわけはないと思うんですよねぇ。こんな前例を作ったら それこそ
審判団が自分で自分の首を絞めることになると思います。
会場のブーイングも凄かったですが それに流されるようでは
審判は失格ですし それこそ競技自体が成り立ちません。
「公正」と言っても 審判も人間ですし主観に基づく判断が入り込む余地が
0ということはあり得ません。でも 昨日の試合 3人の審判が韓国の選手に
旗を揚げた理由が それぞれの審判にはあるはずです。
俺は それが一番知りたいし そこを明らかにしないと問題の根源には
辿りつかないような気がします。
日本の海老沼選手 韓国のチョ・ジュホ選手双方に罪は全くないわけですが
その後の戦いに大きな影響があった気がして仕方がありません。
特に 判定が覆って勝利となった海老沼選手の方がより
精神的なダメージは大きかった気がします。次の準決勝は気持ちの整理が
つかないのか明らかに精彩を欠いていた気がしますし。
海老沼選手もチョ・ジュホ選手も銅メダルを獲得しました。
ただ これが海老沼選手が金メダルを取ったら 問題はもっと大きくなって
いたんじゃないかなぁと思います。なんとなく一番いいところに落ち着いた感は
ありますが それで終わりにしていいわけはないと思います。
どういう方向に進むにせよ 選手が安心して戦える環境を早急に
作って欲しいと思います。まだまだ柔道競技も続くしね。

男子サッカーはモロッコに勝利。大会前の前評判を覆す快進撃で早々に
決勝トーナメント進出が決定しました。(祝)
ロッコゴールキーパーが格好よかった。
「今日の一押し男」(勝手にコーナー作りました。)に決定。
つっても 画像がなくって ちょこっとしか写ってないんですけど。(汗)

北島選手のメダルなしは残念でしたけど それでも4大会通して決勝で
泳いでこの結果は立派としか言いようがありません。
200Mそしてリレーでも頑張って下さい。

アーチェリーの女子団体の銅メダルも 笑顔いっぱいでよかったです。
競技中も 緊張とかし過ぎないように笑顔でいるのを心掛けているとか。
もちろん競技に真剣に取り組んでいる姿はもちろんですが
笑顔で頑張っている姿も より一層眩しく感じられました。

さ 今日の深夜は男子体操団体決勝。
選手達の笑顔が弾けるのを期待したいと思います。