「キリンチャレンジカップ 日本VS.ラトビア」


今年初の代表戦は「岡崎祭り」じゃぁ〜〜〜っ。
ってことで テレビの前で狂喜した俺です。(乱舞は控えました。)

いやいや しかし まさかの1トップでしたねぇ 岡ちゃん。
スタメン発表された時は 本田の1トップだって誰もが思ったはず。
ザックの考えが どこにあったのか インタビューでは全てを
語ってない気がしますが それにしても 頑ななザックが岡ちゃんを
1トップに据えた意義は小さくないと思います。
まぁ 機能したかは別にして ポストプレーとキープ力のある1トップ以外は
試してこなかったザックが 機動力と得点力に優れた岡ちゃんを試した。
ってことは 佐藤寿人だって 永井謙祐にだってチャンスはあるってこと。
ザックも本気でバリエーションを増やそうとしてるんだろうなぁ。
まぁ よっぽどのことがない限り W杯出場は決定ってとこまで来てるので
それも当然と言えば当然なんですが。

1点目は ウッチーの点をかっさらいゴールかと最初は思いましたが
ポストに当たってネットを揺らしたことを考えると 
岡ちゃんがコースを変えていなければきっと外れていたんだろうなぁ。
本人も 「決まったじゃなくて 決めたゴール」と言ってたし 
あそこで勝負出来るのが岡ちゃんの武器だと思います。
2点目(チームの3点目)は 綺麗な崩しからの
これまた岡ちゃんの持ち味である裏へ抜ける動きから決めたゴール。
香川が 本田が決めたチームの2点目よりも 岡ちゃんが決めた3点目こそ
チームが目指しているゴールと言っていたように 前田のポストプレーから
香川の絶妙のラストパス そして岡ちゃんが抜け出して決めるという
会心の得点だったと思います。

乾の独特のリズムや 大津の前への推進力など 加われば面白くなりそうな
ピースもありますが 現状では 香川・本田・岡ちゃんを脅かす存在には
なってない気がします。特に フィニッシャー(得点を決める人)という意味では
岡ちゃんの一択って感じだもんねぇ 今は。

代表での好調さに比べて シュツットガルトでの苦境が ファンとしても
もどかしくてしょうがないんですが 黙っていてもパスが出てくる代表と違って
シュツットガルトでは 個の能力で得点を決め切る力が必要で
そこは 岡ちゃん本人が一番痛感してると思うので なんとか一皮剥けて
一回り大きな選手になってもらいたいなぁと思います。